2022/12/25 12:25

世間はクリスマスであるが本日は大正天皇祭

世間はクリスマスとやらである今日12月25日は上皇陛下のお誕生日の翌々日であり、大正天皇祭(大正天皇が崩御あらせられた日)の日でもある。

 

大正天皇の事績に想いを馳せ、謹んで哀悼の意を表します。

 

一昨日は上皇陛下のお誕生日であったが二重権威を回避するという観点と考えられるが、譲位あそばされて以降は祝日とはされていない。

 

昭和天皇のお誕生日(4月29日)はかつては「みどりの日」と称するよく分からない祝日であったが、平成19年から「昭和の日」に改められ、祝日とされている。

 

また、明治天皇のお誕生日(11月3日)は昭和22年に明治節から「文化の日」というよく分からない名称に変更になったものの祝日とされており、「明治の日」への改称の動きもある。

 

ところが大正天皇のお誕生日(8月31日)は昭和と改元されて天長節ではなくなってから一度も祝日とされたことがないのみならず、「大正の日」にしようという動きすら全くといって良いほどない。

 

一部では昭和神宮を創建しようなどという運動がある一方で、大正神宮を創建しようという運動はない。

 

大正天皇が御在位されていたのは13年5ヶ月程度、そのうち5年ほど(大正10年11月25日〜大正15/昭和元年12月25日)、当時の皇太子裕仁親王殿下、後の昭和天皇が摂政を務められ、天皇として執務をしていた期間は8年4ヶ月程度と極めて短い。

 

とはいえ崩御あらせられてから戦前も戦後も一貫して祝日とされていないのは如何なものだろうか?と感じる。

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